宇宙食とは
宇宙食は、主に宇宙船の中で宇宙飛行士が食べる食物の事である。概ね無重量(自由落下)状態にある宇宙船の居住スペースが狭く、設備的にも限られることから、これを有効活用する上で様々な工夫が凝らされている。
宇宙食が満たすべき要素は大きく分けて次の通りである。
(1)長期保存が可能であること。
宇宙空間での物資補給は不可能であるか、限られた回数しか行えないためである。
(2)できるだけ軽量であること。
宇宙船の積載貨物の重量は限られているため。
(3)強い臭気を伴わないこと。
船内は密閉されており、換気が出来ない。また脱臭装置を積み込む余裕が無い場合も多い。
(4)飛散しない。
廻りがミッション達成や生命維持に必須の精密機器だらけであるため、砕けたり汁が飛ぶようなものは、これら機器にトラブルが生じたり、船員が飛び散った食品で火傷したり負傷する危険性があるため、これの防止が必須である。
(5)栄養価が優れていること。
それだけを飲食する事になるため、栄養のバランスに注意が払われる。また狭い船内でストレスを被らないよう、デザート等の娯楽要素も求められる。
(6)温度変化や衝撃に耐えること。
(7)特別な調理器具を必要としないこと。
- by pip-ms
- at 2006年08月23日

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