冥王星とは

冥王星(めいおうせい、Pluto)は、太陽系のdwarf planet(訳語は未確定)であり、trans-Neptuian object (TNO)(訳語は未確定)の新しい下位分類(名称未定)のプロトタイプとなる天体である。

パーシヴァル・ローウェルによって存在が予想され、1930年2月18日にクライド・トンボーによって発見された。その直径は2,320 kmであり、月や木星の衛星であるイオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト、土星の衛星であるタイタン、海王星の衛星であるトリトンよりも小さい。

冥王星は海王星軌道の外側で最初に発見された天体(今で言うTNO)であり、TNOの中でも特に大きい天体の1つである。このため1930年の発見時から太陽系の第9惑星として扱われてきた。しかし観測技術の進歩と太陽系研究の進展により、仮に1990年以降この天体が発見されたとしたら数ある小天体の1つとして扱われるだけで、惑星としては扱われないだろうという認識が、太陽系の研究者の間で広まっていた。

発見から76年後の2006年、国際天文学連合 (IAU) 総会ではそれまで明確でなかった惑星の定義を定めるとともに、dwarf planetという分類を新設することが採択された。この結果、冥王星は「惑星」の基準にあてはまらないとされ、「dwarf planet」に属することとなった。また、冥王星がTNOの「新しい下位分類のプロトタイプ」であることも決定されたが、その分類の名称は未定である。

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