核実験の探知

東西冷戦中には、アメリカ合衆国が地下核実験の探知を目的として世界中に地震計を設置した。おもにソビエト連邦が実施した地下核実験によって生じる地震波をとらえた。いっぽう、核実験実施国も自然地震と見せかけるために巧妙な核実験を行った。たとえば爆弾を並べて短時間に順に爆発させていき断層破壊と偽ったり、2発の爆弾を短時間に続けて爆発させ自然地震特有のpP波に似た波を発生させたりしていた。

このような経緯で設置された地震計は、現在では純粋に地震学の分野で大きく活用されている。

なお、地震計による核実験探知については、ブルース・A・ボルト著『地下核実験探知』に詳しい。

核実験

核実験(かくじっけん)とは、核兵器の新たな開発や性能維持のために実験的に核爆弾を爆発させることを指す。近年では、爆発を途中で止め、臨界に達する前の段階で得られたデータとコンピュータ・シミュレーションの組み合わせによる実験も行われているが、これも核実験と呼ばれる(臨界前核実験)。

サイバー犯罪

サイバー犯罪(サイバーはんざい)とは、主にコンピュータネットワーク上で行われる犯罪の総称。近年犯罪数や規模が増加している。ネットワーク上の不法取引やデータの大量配布による著作権侵害、法律に違反するデータの公開などが主。ネットワークが世界規模であることやコンピュータの発達による複雑かつ高度化が進んでいる。